追放された悪役令嬢ですが、モフモフ付き!?スローライフはじめました2
「ありがとうアイリーン、全部、あなたのおかげだよ。父様と兄様に話したら、なんだか一気に心が軽くなったんだ。それでね、これからは父様と兄様と一緒に食事を取ろうと思うんだ。元々菓子職人として来てもらったのに、君には僕の三食までお願いしてしまって、ずいぶんと世話をかけてしまったね。だけど父様と兄様と一緒なら、料理人の作った食事でも、きっと食べられると思うんだ」
「それはいいですね! 寝室でひとりで取るより、家族で食卓を囲んだ方が、きっと食が進みます。なにより料理の安全性が約束された今、料理長らが手間暇かけて作る食事を食べないのはもったいないです。私も何度もいただいていますが、本当に素晴らしい味ですから」
私はノアール様をキュッと両腕に抱き締めた。
「ふふっ。僕、やっぱりあなたのこと、好きだなぁ」
「え?」
「僕はね、その食卓に、あなたがずっと一緒ならいいのにって思うんだ。……アイリーン、僕のお嫁さんになって、毎日同じ食卓を一緒に囲んでくれませんか?」
腕の中からノアール様が、キラキラとした目で私を見つめて告げる。
これは、まさかのプロポーズ――!?
「それはいいですね! 寝室でひとりで取るより、家族で食卓を囲んだ方が、きっと食が進みます。なにより料理の安全性が約束された今、料理長らが手間暇かけて作る食事を食べないのはもったいないです。私も何度もいただいていますが、本当に素晴らしい味ですから」
私はノアール様をキュッと両腕に抱き締めた。
「ふふっ。僕、やっぱりあなたのこと、好きだなぁ」
「え?」
「僕はね、その食卓に、あなたがずっと一緒ならいいのにって思うんだ。……アイリーン、僕のお嫁さんになって、毎日同じ食卓を一緒に囲んでくれませんか?」
腕の中からノアール様が、キラキラとした目で私を見つめて告げる。
これは、まさかのプロポーズ――!?