君に出逢えたこと、忘れない。




「水瀬くん、アイスありがとう」




食べ終わってからもう一度お礼をいった




「そんぐらい別にいいよ」




「あの、お礼したいんだけど……」




「そんなに俺に奢られるの嫌なの?」






「あのっ、嫌とかじゃなくて申し訳なくて、。」












「じゃあ、俺の事、苗字じゃなくて下の名前で呼んで」





えっ、、、、




「お礼はそれでいいから」




「下の名前で呼んだらいいの、?」




「あぁ」





「蒼士…くん」




「くんはいらない」




水瀬くんのことを呼び捨てなんて、、。



でも水瀬くんはこれがお礼って言ってるんだもんね。




ちゃんとお礼はしないと_。




「蒼士……」




水瀬くんは名前を呼ばれたらそっぽを向いてて、、、




やっぱり私なんかが水瀬くんのことを呼び捨てなんておこがましがったのかな。




どうしよう、、、










「可愛い…」





「えっ、、、?」






「なんでもねーよ、気にすんな」





でもそう言った水瀬くんの顔は真っ赤でなんだか水瀬くんの顔を見てたら私の方が恥ずかしくて顔が赤くなってきそうで





今日の私おかしいな…



どうしちゃったんだろう、




「そろそろ合流するか」




そういって水瀬くんは私の腕を引っ張って美夏と海里くんのところへ向かう





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