君に出逢えたこと、忘れない。

好きな気持ち

私は予定時間より少し早めに家を出て下駄で音を鳴らしながら学校まで歩いた







案の定、まだ誰も来てないみたい




カゴの手さげから小さな鏡を出してメイクが崩れてないかを確認する





鏡に写る私の顔はメイクが崩れてなく綺麗なままで安心した




スマホを見ると予定時間にあと少しでなるころだった







「涙愛?」




後ろから声がして振り向くと美夏と海里くんがいて





「涙愛だぁ!」





その直後、美夏に抱きつかれちゃった





「いつもよりも何倍も可愛くてびっくりしちゃったよ!」






「涙愛ちゃんめちゃめちゃ可愛い」






美夏も海里くんも私のことをすごく褒めてくれて






こんなに言ってもらえるなんて思ってなかったから凄く嬉しい





「美夏も海里くんもすごく浴衣似合ってるよ!」





美夏は可愛らしいカラフルな浴衣で髪はお団子に飾りをしてて、海里くんは白の浴衣で黒の帯でかっこよく着こなされている







2人が並んでたらカップルみたいだな










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