私も異世界で魔法を使えました!
苦難(マシェリー)
新学期始まって3ヶ月です。
わたくし困っていますの。
なんですのあれは?ありえないんですけれど。
あの娘…ベネット.ファーマン男爵令嬢の事です。
あのベッドの中で決意表明した次の日。さっそく出逢いましたわ。
黒の長髪、黒い瞳の神秘的なあの娘に。僻んでいるわけでは無いですが、年下なのに出る所出て引っ込む所は引っ込んでいる、ナイスバディのあの娘ですわ。
学年が違う為、教室の塔が離れているあの娘と何故かすれ違い、お互いの間には空間があります……なのに、あの娘は勝手にスっ転びましたのよ!?
「マシェリーさまぁ~わたくがレオ様と仲が良くぅ~レオ様が私に好意を持ってくれているからって~足を引っ掛けて転ばすなんてぇ~ひどいですぅわぁ~」
って、大声で悲しそうにさけぶのです。
わたくし何もしておりません。
あの娘はレオナルド様とは、たしか昨日知り合ったばかりで、もう好意ってどういうことですの!?
「わたくし、何もしておりませんわ。
貴女とは距離もありますから、わたくしの足ではとどきませんわよ。
貴女と会うのも初対面ですし、貴女がどなたか、知らないのですが」
何となく…ヒロインかもって思いましたが、わたくし知らを切り通しました。
ここで怯むといけない感じがしましたの。
「マシェリーさまぁ~ひどいですぅわぁ~~~~」
叫び、走って行かれましたわ。
「マシェリー大丈夫?」
「あれなんですの?言いがかりですわよね」
「うん!私バッチリ見てたから、あの娘勝手に転んで、勝手に叫んでたけど。
私の経験上ヤバいよ!こうゆう感じの噂ってすぐ広まるものなの。
あの娘が話題の聖女で、レオナルド様のお気に入りっての、本当だから。
これからマシェリー大変かもよ」
今現在、わたくし疲れましたわ。
最初の最悪の出逢いから、今現在3ヶ月ことある事に、あの娘とすれ違ったり目が合いますのよ。
その度に、勝手に叫んで転けたり、つまづいたり泣きそうな顔して、俯いて去って行ったり怯えたりと、訳わかりませんわ。
クラスメイトも信じてくれる方、不振な目で見る方、半分半分ですから居心地悪いったらないですわ。
エマとエドウィン様は、全面的に信じて庇ってくれるのですが、人の心は派手な方になびきますのね。
今では学園中からヒソヒソみられていますのよ。
部屋から出るのが苦痛でいけませんわ。布団の中にうずくまるのが、今1番の幸せですの。
今は教室の席に座っていて、隣にエドウィン様がいてくれています。エマかエドウィン様どちらかは、わたくしの傍に何時もいてくれていますのよ。
有難いことです。
これだけでもわたくし救われますわ。
この状態で1人だと、学園辞めていますわね。
本当は少し辞めたいです…
…家族に逢いたいです。
「おい!マシェリー.ハインツいるか?」
昼休憩、大声で誰か入ってきましたわ。
「いたぞ!ベネットにいじわるして虐めてるだろう!!ベネットは可哀想に、外に出たらお前に会うからと部屋に閉じこもっているんだぞ!
学園に通いたいのに、お前がいるから教室にもいけないと!泣いているんだ可哀想だろうが!」
レオナルド様の腰巾着のルイス様が、まくし立てています。
「そうだそうだ!お前は前から気に入らなかったんだよ。
人の事蔑んだ目で見やがって、あんな可愛い聖女のベネットに、お前みたいな悪女が近寄んじゃあねえよ!」
グレッグ様がわたくしに手を伸ばそうとした時、エドウィン様が間に入ってくれました。
「先輩方、女ひとりに大勢の男で何しようとしてるんですか?
あんたらの方が、最低だと思いますが。それに片方の言い分を間に受けてキチンと見極めてないに、一方的に責めるのはどうかと思いますがね。
良く考えて行動したらどうですか?
あんたらの中には、生徒会のメンバーも入っていますよね。
今年の生徒会はそんな喧嘩腰で、1人の女に寄って集って、食ってかかるような事して許されるのですか!?」
「俺たちは聖女のベネットから聞いたのだから、それが真実だ!
ベネットは癒しの魔法で、数多くの人々を無償で癒しているのだ!
自分は疲れても、怪我や病気で苦しんでいる人は治してあげないと可哀想だからと、無理矢理笑顔を浮かべて頑張っているんだよ。
そのベネットが、マシェリーにいじめられるって、言ってんだよ。それが真実なんだよ!」
「有り得ませんね。
先輩方、とにかくもう授業も始まりますし、やったやってないの無意味な押し問答は意味がありません。
終わりが無いですからね。
後、最近生徒会の仕事やってますか?
副会長と補佐の方々が、疲れた顔してフラフラ歩いていましたが。生徒会は機能していますか?学園のイベントの企画や備品の発注等滞っていると、先生方が嘆いていましたが、仕事をしないで女を追っかけたりしてませんよね」
「うるさい!とにかくお前!ベネットに近づくなよ!」
大きな音を立てて、大声で叫んで帰って行きました。
そこで、わたくしの目の前が...ふっと暗くなり消えていきました。
わたくし困っていますの。
なんですのあれは?ありえないんですけれど。
あの娘…ベネット.ファーマン男爵令嬢の事です。
あのベッドの中で決意表明した次の日。さっそく出逢いましたわ。
黒の長髪、黒い瞳の神秘的なあの娘に。僻んでいるわけでは無いですが、年下なのに出る所出て引っ込む所は引っ込んでいる、ナイスバディのあの娘ですわ。
学年が違う為、教室の塔が離れているあの娘と何故かすれ違い、お互いの間には空間があります……なのに、あの娘は勝手にスっ転びましたのよ!?
「マシェリーさまぁ~わたくがレオ様と仲が良くぅ~レオ様が私に好意を持ってくれているからって~足を引っ掛けて転ばすなんてぇ~ひどいですぅわぁ~」
って、大声で悲しそうにさけぶのです。
わたくし何もしておりません。
あの娘はレオナルド様とは、たしか昨日知り合ったばかりで、もう好意ってどういうことですの!?
「わたくし、何もしておりませんわ。
貴女とは距離もありますから、わたくしの足ではとどきませんわよ。
貴女と会うのも初対面ですし、貴女がどなたか、知らないのですが」
何となく…ヒロインかもって思いましたが、わたくし知らを切り通しました。
ここで怯むといけない感じがしましたの。
「マシェリーさまぁ~ひどいですぅわぁ~~~~」
叫び、走って行かれましたわ。
「マシェリー大丈夫?」
「あれなんですの?言いがかりですわよね」
「うん!私バッチリ見てたから、あの娘勝手に転んで、勝手に叫んでたけど。
私の経験上ヤバいよ!こうゆう感じの噂ってすぐ広まるものなの。
あの娘が話題の聖女で、レオナルド様のお気に入りっての、本当だから。
これからマシェリー大変かもよ」
今現在、わたくし疲れましたわ。
最初の最悪の出逢いから、今現在3ヶ月ことある事に、あの娘とすれ違ったり目が合いますのよ。
その度に、勝手に叫んで転けたり、つまづいたり泣きそうな顔して、俯いて去って行ったり怯えたりと、訳わかりませんわ。
クラスメイトも信じてくれる方、不振な目で見る方、半分半分ですから居心地悪いったらないですわ。
エマとエドウィン様は、全面的に信じて庇ってくれるのですが、人の心は派手な方になびきますのね。
今では学園中からヒソヒソみられていますのよ。
部屋から出るのが苦痛でいけませんわ。布団の中にうずくまるのが、今1番の幸せですの。
今は教室の席に座っていて、隣にエドウィン様がいてくれています。エマかエドウィン様どちらかは、わたくしの傍に何時もいてくれていますのよ。
有難いことです。
これだけでもわたくし救われますわ。
この状態で1人だと、学園辞めていますわね。
本当は少し辞めたいです…
…家族に逢いたいです。
「おい!マシェリー.ハインツいるか?」
昼休憩、大声で誰か入ってきましたわ。
「いたぞ!ベネットにいじわるして虐めてるだろう!!ベネットは可哀想に、外に出たらお前に会うからと部屋に閉じこもっているんだぞ!
学園に通いたいのに、お前がいるから教室にもいけないと!泣いているんだ可哀想だろうが!」
レオナルド様の腰巾着のルイス様が、まくし立てています。
「そうだそうだ!お前は前から気に入らなかったんだよ。
人の事蔑んだ目で見やがって、あんな可愛い聖女のベネットに、お前みたいな悪女が近寄んじゃあねえよ!」
グレッグ様がわたくしに手を伸ばそうとした時、エドウィン様が間に入ってくれました。
「先輩方、女ひとりに大勢の男で何しようとしてるんですか?
あんたらの方が、最低だと思いますが。それに片方の言い分を間に受けてキチンと見極めてないに、一方的に責めるのはどうかと思いますがね。
良く考えて行動したらどうですか?
あんたらの中には、生徒会のメンバーも入っていますよね。
今年の生徒会はそんな喧嘩腰で、1人の女に寄って集って、食ってかかるような事して許されるのですか!?」
「俺たちは聖女のベネットから聞いたのだから、それが真実だ!
ベネットは癒しの魔法で、数多くの人々を無償で癒しているのだ!
自分は疲れても、怪我や病気で苦しんでいる人は治してあげないと可哀想だからと、無理矢理笑顔を浮かべて頑張っているんだよ。
そのベネットが、マシェリーにいじめられるって、言ってんだよ。それが真実なんだよ!」
「有り得ませんね。
先輩方、とにかくもう授業も始まりますし、やったやってないの無意味な押し問答は意味がありません。
終わりが無いですからね。
後、最近生徒会の仕事やってますか?
副会長と補佐の方々が、疲れた顔してフラフラ歩いていましたが。生徒会は機能していますか?学園のイベントの企画や備品の発注等滞っていると、先生方が嘆いていましたが、仕事をしないで女を追っかけたりしてませんよね」
「うるさい!とにかくお前!ベネットに近づくなよ!」
大きな音を立てて、大声で叫んで帰って行きました。
そこで、わたくしの目の前が...ふっと暗くなり消えていきました。