私も異世界で魔法を使えました!
幽体離脱!?(マシェリー)
うぅ~~~~んう~~~~
ねむい~~………う~~
ここは?なに?
うぁ~~~まだすこしねむいですけど、おきなきゃね……
わたくし両手を広げて、思いっきり伸びをしたわ~あ…
背中や身体が伸びて、気持ちいいわぁ周りを見てキョロキョロし!?
ここ何処かしら?何故ここに?う~ん?あれ?下を見ると?
うきゃぁー!お尻の下に、わたしのお腹?フワッっと身体が浮くけど…
脚首が、身体の中に埋もれて離れないのですが!?
えーなんでぇ?脚がお腹から出ないですわ?と、言うかわたくし、大きくなっていますの?
髪も膝迄あるし、身長も顔も成長してる?
一番は!む、む、胸、そう!
胸があるわぁ!スッゴイ膨らんでますわね。
触りたいですわ!あれ?スカスカしてさわれないですわね!?これって幽体離脱って!!
そうですわ!過去で霊体験の漫画で、見たことありますわ。
でも?身体から離れられないわね?
脚がとにかく、身体から抜けてくれないのです!?
一生懸命脚を、お腹から引き抜こうとしても抜けないですわね。
モゥ無理~お腹の上に座って叫んでいましたら、カチャってドアが開いたので、振り向いたら。
えっ誰?すごっえっ?
こっちに近づいて来るわ。
え~座っちゃったわ。
わたくしの寝てる直ぐ顔の横に座って、え~ホッペにキスしタァ~~!
「おはようマシェリー、いつも君は綺麗だね。
今日は君が眠ってしまって、私が犬から人間になって丁度2年だよ。
君は、どんどん大人になるね。
私は、君と一緒に成長して行きたいな、私の大事な愛しいマシェリー。
身体が癒えたら目を覚まして、私を見て欲しいよ。
マシェリー好きだよ。
じゃそろそろ私は、騎士達の訓練に参加して来るね。
又、直ぐ帰って来るからね。
行ってきます。
,,ちゅっ,, ,,カチャ,,
え~なに?まってまってまってまってえ?整理しましょう。
頭をクリア~にしましょう。はい!
まずわたくし、手脚縛られてビームってされようとしましたら、アレクサンダーが身代わりで、血だらけでそこで意識が無くなって…さっきのイケメンさんが、犬から人間って言ってた…
わたくし眠ってるって、2年も?
身体の成長!え~アレクサンダー?
生きてたのアレクサンダー安心したら涙が、ポロポロ落ちるけど拭けないですわ。
身体が通り抜けますわよ。
でも?アレクサンダーは、人間だった?
それもあんなイケメンさん、ワイルドな黒髪黒眼で、アレクサンダーも真っ黒だったから似てますわね。
雰囲気も、アレクサンダーって言われたら、納得できますわ。
それにしても、男の人にあんな風に言われるのは、恥ずかしいですわ。
寝てるわたくしに接していますのを横から見てるって、どんな罰ゲームですの。
身悶えしてましたら、又ドアを開ける音が聞こえましたわ。
お父様~それに、お母様とフェンリーですわ。
フェンリーなんて大きくなって…可愛い天使から美少年になってますわ。
横の椅子に3人共座ってますわね。
わたくしも、わたくしのお腹の上で正座しています。
お久しぶりでございます。
お父様、お母様、フェンリー逢いたかったですわご心配掛けてますわね。
ごめんなさい。
わたくしは静かに頭を下げました。
「マシェリー今日は、ステファニーとフェンリーを連れてきたよ」
「マシェリーまた一段と可愛くなって、お母様は…」
「お母さまダメですよ。
おねえさまがしんぱいしてしまいますから、えがおです!
ねっおねえさまは、いつもえがおです。
あかるいおねえさまに、なみだはにあいませんよ」
フェンリー
「ぼくはいま、いーっぱいおべんきょうしてます。
おねえさまをすぐにめざめさせますからね」
フェンリーが、手を握ってくれてますわ。握り返せたらどんなに嬉しい事なのでしょう。
「旦那様、奥様、此方にお茶の準備が整いってますので、落ち着かれたらいかがでしょうか?」
メアリー!
「ああ。ありがとうメアリーいつもマシェリーの世話をありがとう」
「何をおっしゃいます。旦那様当たり前の事でございます」
お父様達が少し離れた場所で、テーブルを囲みお茶をいただいていますわね。
良いですわねメアリーのケーキですわね。食べたいですわ。
「メアリー何か変わった事は無かったかい?」
「はい。旦那様大丈夫です、何時もの通りの方達だけでございます」
「見張りも居るし、バージル殿もいらっしゃるから大丈夫だとは思うが、何があるかわからんから気をつけてくれ」
「はい。旦那様」
良いですわね。
わたくしも中に参加したいですわね。
楽しそうですわ。
わたくしいつ身体に戻れるのかしら?
多分あの時、魔法の力が出て行くのを感じてすぐ記憶が無いから、何が起こったのか全然わからないのです。
まだ少し眠いのは、何か関係しているのかしら?
あ~ダメ眠いわぁ目が閉じます………………zzz………