Flower Pink
「……はい、こちらこそ。みなさんもこれからよろしくお願いします」
私は集まってるみんなに向かって深くお辞儀をした。
「……」
そんな私にみんなは静かに注目する。
「……頼むぜ、Queen」
「Queenになったからには桜雅さんの面子潰さないでよね」
そして楓さんと瑠璃くんが口を開いた。
「はい、分かってます」
藍が作ったFlower Pinkがみんなにとってどんな大切なものなのかこの前実感した。
全校生徒に晒すのに恥ずかしくない姿勢でいないと……