Flower Pink





「……あんたが私の大切な人たちを簡単に奪っていったようにね!」



私は泣きながらそう叫んだ。



この人には私の気持ちなんてひとつも分からない。



人を殺すことに気持ちなんてないんだ。



バキッ



「……っ!」



そして私は銃で橘 理人の頬を殴り倒れた橘 理人の顔を殴り続けた。



……泣きながら。無心で。




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