Flower Pink




……話したいことがあるんだよ……




____……



パチッ



翌朝、目を覚ますとそこは見慣れた自分の部屋だった。



……そうだ……私、藍に家に戻って来いって言われて……



スっと隣を見ると当たり前に誰もいない。



……いつもは桜雅さんが隣で眠っているのに。



「うっ……」



そう考えただけで涙が止まらなかった。



トントン




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