伝えたい。あなたに。"second story"
小村さんの気持ち
『なんで、こうなるかな。』
『大丈夫だから、触んないで!』
『遠慮しなくていいって。』
『遠慮してないから!』
『はぁ。どこで転んだわけ?』
『近道しようと思って、病院の裏の砂利道走ってたら転んだ。』
『なんで歩いてこないの。』
『寝坊して予約の時間に遅れそうだったから。』
『少しは言い訳したらどうなの?まず道無き道を通らない。
...うん。
走らない。
...うん。
喘息が運動で誘発されるのはわかってるでしょ?
...うん。
何度も言わせないで。
言う....言うことは聞く!』
一ヶ月に一度の定期検診を膝を血だらけにして訪れる患者はめずらしい。
なんでこう、子どものような落ち着きのない行動をするのか、、。
『消毒して、大きめのリバテープね。』
看護師にそう告げて、ゆうかに向き直る。
『足は重症化しないから後ね、先に診察するから。』
『えぇ、でもめちゃくちゃ痛いよ?』
『うん、知ってる。』
『大丈夫だから、触んないで!』
『遠慮しなくていいって。』
『遠慮してないから!』
『はぁ。どこで転んだわけ?』
『近道しようと思って、病院の裏の砂利道走ってたら転んだ。』
『なんで歩いてこないの。』
『寝坊して予約の時間に遅れそうだったから。』
『少しは言い訳したらどうなの?まず道無き道を通らない。
...うん。
走らない。
...うん。
喘息が運動で誘発されるのはわかってるでしょ?
...うん。
何度も言わせないで。
言う....言うことは聞く!』
一ヶ月に一度の定期検診を膝を血だらけにして訪れる患者はめずらしい。
なんでこう、子どものような落ち着きのない行動をするのか、、。
『消毒して、大きめのリバテープね。』
看護師にそう告げて、ゆうかに向き直る。
『足は重症化しないから後ね、先に診察するから。』
『えぇ、でもめちゃくちゃ痛いよ?』
『うん、知ってる。』