伝えたい。あなたに。"second story"
ん、、あ、、あっ


寝てた、、。


ボトルはぬるくなってるけど、もう1時間たってる。


半分以上残っている。


速く飲まないと。


コンコンッ


『ゆうかちゃん、飲めた?』


『いや、もう少しです。』


『もう少し、、』


看護師さんは苦笑いで残りの量を見ている。


『無理しなくていいよ。先生、呼ぼうか?』


『いえ!大丈夫です。すぐ飲むので。』


『大丈夫?無理しないでゆっくり飲んで。』


これを飲んですむなら、それの方がいい。


眠そうな先生に診てもらうくらいなら。


< 217 / 243 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop