伝えたい。あなたに。"second story"
無事に朝を迎えた。
先生の姿はない。
けれど、
体がだるい。
やってしまっただろうか。
はぁ。
怒られるなー。
大人しく謝りに行くか。
深夜も看病してくれたのに、本当に悪いことをしたと思う。
香奈さんにも。
そんなことを考えながら、ベッドでぬくぬくしていると。
コンコンッ
『はーい。』
『おはよう、ゆうかちゃん。あのあとは眠れた?』
香奈さんが様子を見にきてくれた。
『香奈さん、本当にありがとうございます。』
『いえいえ、昨日は飲み過ぎた人のお世話してたから全然大丈夫よ。』
そうだったんだ。
『熱測ってね、山瀬先生早朝に帰っちゃったけど、夕方くらいまでは家にいて良いって言ってたよ。』
本当に私のためにいただけなのかもしれない。
貴重な休みを頂いてしまった。
37.3度、、、。
『少し熱あるね、大丈夫?』
『はい、大丈夫です。』
『私はずっといるから、いつでも声かけて?』
『わかりました。』
医者としての領域を超えて、いつもお世話してくれる山瀬先生に恩返しをしたいと考えていた。
どんなことがいいのだろうか。
風邪気味の私が作ったものは食べたくないだろうし。
といっても、人混みに行って何かものを送るというのもな。
熊のぬいぐるみじゃ実用性がないし。
その後数時間考えたけど、何も思いつかなかった。
だから、今度会ったら、先生に感謝の言葉と私の気持ちを伝えようと思った。
どさくさに紛れてありがとうとは言うけど、ちゃんと言ったことはないし。
先生の姿はない。
けれど、
体がだるい。
やってしまっただろうか。
はぁ。
怒られるなー。
大人しく謝りに行くか。
深夜も看病してくれたのに、本当に悪いことをしたと思う。
香奈さんにも。
そんなことを考えながら、ベッドでぬくぬくしていると。
コンコンッ
『はーい。』
『おはよう、ゆうかちゃん。あのあとは眠れた?』
香奈さんが様子を見にきてくれた。
『香奈さん、本当にありがとうございます。』
『いえいえ、昨日は飲み過ぎた人のお世話してたから全然大丈夫よ。』
そうだったんだ。
『熱測ってね、山瀬先生早朝に帰っちゃったけど、夕方くらいまでは家にいて良いって言ってたよ。』
本当に私のためにいただけなのかもしれない。
貴重な休みを頂いてしまった。
37.3度、、、。
『少し熱あるね、大丈夫?』
『はい、大丈夫です。』
『私はずっといるから、いつでも声かけて?』
『わかりました。』
医者としての領域を超えて、いつもお世話してくれる山瀬先生に恩返しをしたいと考えていた。
どんなことがいいのだろうか。
風邪気味の私が作ったものは食べたくないだろうし。
といっても、人混みに行って何かものを送るというのもな。
熊のぬいぐるみじゃ実用性がないし。
その後数時間考えたけど、何も思いつかなかった。
だから、今度会ったら、先生に感謝の言葉と私の気持ちを伝えようと思った。
どさくさに紛れてありがとうとは言うけど、ちゃんと言ったことはないし。