伝えたい。あなたに。"second story"
『木のお風呂だった!』



『うん、髪の毛濡らしたままいないの、風邪ひく。』



『なんかお母さんみたいじゃない?』



『俺も思ってたよ、なんかゆうかのお母さんになった気分だわ。』



『私、小さい頃お母さんにこういうこと言われたことないから、嬉しい。』



『そっか、もっとしてあげる。』



ほっぺを赤くして笑うのが愛おしかった。



自分はロリコンなんじゃないかと思うこともあったが、ゆうか以外にそんなふうに思ったことはない。



今までお付き合いした人も大人の人だった。



ただ、自分が守ってやらなければいけないと、心から思えた。



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