今になっても叶えたかった恋


恥ずかしくてたかの肩に顔うずくめる私

自分の言ってしまったこと
してしまうこと全て考えたのに頭が回らずに
次の瞬間にたかにキスをしていた自分

それに応えてくれるたか

私「いけんことした」

たか「そやね、付き合ってる人居るのに」

その背徳感なのか
それとも2年も隠してきた自分の本心なのか
全てを隠して着れなくなった私は
長めのキスをして

私「先家入るわ!!」

たか「もう少ししたら入るね」

変な汗が吹き出そうな私は夜風感じながら
小走りで家に入った

彼氏の顔を見る

彼「おかえり〜風邪引くでコタツおいで」

そう声を掛けてくれる彼氏を見ながら
罪悪感に潰されそうになりながら
その日を普通に過ごした

そしてまた何も無かったみたいに
2回目の遊びを終えて
その間お互い何も言わずにいつものように
バスまで見送った

最後の最後までお互い何か言いたげな表情なのに
壊してしまうのが怖くて見送ることしか出来なかった
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