milk tea
第1章 入学
1、入学
私は高校生になって初めて恋に落ちた
それは、その初めての恋物語。


私は、江原遥。
私は、恋に落ちたことがない。
なので彼氏いない暦年齢と同じ!
そして
今日から高校2年生!
なんだけど、、
始業式当日遅刻しそうになってます!ヤバイ、、
自転車にまたがり今までにないくらい必死にひたすらペダルを漕ぐ。
おかげで予鈴には間に合ったのだけど、、、
「おいお前また遅刻かよ、、
たく、いつになったらしっかり起きれるんだ ?」
もーうるさい!
このうるさいのは幼馴染の福嶋幸樹。
何かと私につけてうるさくて、こうやって遅刻した日には必ずと言っていいほどからかいにくる。
「うるさいわね!これが私なの!てか逆にあんたがきっちりしすぎなのよ、、」
そう言うとガラガラと音を立て教室のドアが開く。
その後に先生が姿を現した。
ここの高校は3年間クラスが同じ。
そして制服も可愛い。
私はこの制服が着たいがために受験勉強を頑張った。
なのにこの男は、、、
頭がいいからって「遥が行くなら俺もその高校行こっかなー」って!私がどれだけ苦労したかも知らずに、、ったく鬱陶しいったらありゃしない。
「マジでほっとけっつーの。」
そんな私のつぶやきが聞こえたのか
「ごめん。」と謝る幸樹。
そんな真剣に謝られると思っていなかった私は焦った。
「じょ、冗談だから、、ね?」
そう話していると「そこ!うるさい!私の話聞いてましたか!?」
うげっ先生に怒られた、、

もう、私の青春どうなんのー!?


とは言っても超絶イケメンが私の隣にいるわけで、、、
そのイケメンの名前は赤坂龍夜。
勉強もスポーツもできるんだけど、
「おい。聞いてんのか?」
この口の悪さが玉に瑕よ。
ちょっとムカついたから
「はいはいなんですか?」って言ってやった。
すると「んだテメェ、、もういい!」
って拗ねちゃった、、

あーあ、性格も良ければなぁ、、
こんな奴に告白する女子たちの気が知れないよ、、
「遥、帰ろ?」
うげっこの声は、、
うわー厄介モンが来たよ、、
ま、我慢すりゃいっか!幸樹は顔に出すとうるさいからしゃーなし!
「ん、わかったから先外出といて」
「了解!今日外ちょいさみーから早くしろよ」
はいはい、、もう!
誰か私にキラッキラな青春ライフを下さい、、
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