初恋してます。
でも、私の記憶は凄く曖昧で。
しっかりと覚えていることもある。
でも、うろ覚えなこともある。
つい先までしていたことも、次の瞬間忘れてしまうことがある。
だから、忘れないように私の身の回りにはいつも膨大な量の付箋が貼ってある。
初めて会う人は、間違いなくこの付箋の数の多さに必ず驚いてしまう。
こうでもしておかないと私は安心して日常を送れないからだ。
今日覚えていても、明日には綺麗さっぱり忘れてしまうこともある。
できるなら、元気だった頃の私に戻れるなら、戻りたい──。
前に担当医から「……元に、戻る。それは無理です!」とはっきり言われ、その時の私のショックは隠せなかった。
私の涙はもうこのまま無限に流れ続けるのではないかと思うぐらいの量が流れ出て、病室で一人声を上げて泣いた。
でも、可能性は無限大だ。
誰かに、勝手に決められることじゃない。
少しでも自分を信じようと思う、不可能なことかもしれないけれど、今日よりも絶対に私の体は明日になれば少しずつ良くなっていくと。
そんなふうにして明日を信じて、生きていけたらいいなあって!
まだ未知な楽しいことが待っているかもしれないと希望を胸の中に強く抱いて。
しっかりと覚えていることもある。
でも、うろ覚えなこともある。
つい先までしていたことも、次の瞬間忘れてしまうことがある。
だから、忘れないように私の身の回りにはいつも膨大な量の付箋が貼ってある。
初めて会う人は、間違いなくこの付箋の数の多さに必ず驚いてしまう。
こうでもしておかないと私は安心して日常を送れないからだ。
今日覚えていても、明日には綺麗さっぱり忘れてしまうこともある。
できるなら、元気だった頃の私に戻れるなら、戻りたい──。
前に担当医から「……元に、戻る。それは無理です!」とはっきり言われ、その時の私のショックは隠せなかった。
私の涙はもうこのまま無限に流れ続けるのではないかと思うぐらいの量が流れ出て、病室で一人声を上げて泣いた。
でも、可能性は無限大だ。
誰かに、勝手に決められることじゃない。
少しでも自分を信じようと思う、不可能なことかもしれないけれど、今日よりも絶対に私の体は明日になれば少しずつ良くなっていくと。
そんなふうにして明日を信じて、生きていけたらいいなあって!
まだ未知な楽しいことが待っているかもしれないと希望を胸の中に強く抱いて。