初恋してます。
「彩歌は、いつも自分の気持ちを素直に表現ができて、相手にストレートにぶつけられる。私は、そうじゃない。だから、人懐っこい性格の彩歌が私は凄く羨ましい」
私は顔を素早く横に振った。
「私は背が低い。小柄で童顔。いつも、どこでも子供扱いをされる。男女問わず、良く頭ポンポンをされる。いいこと、何にもないよ……。お姉ちゃんみたいに、勉強もできないし」
「そんなこと、ないよ。あんたは愛嬌がある。それに、みんなから、可愛がられてるじゃん。愛されてる証拠だよ。特に、蓮にはね。……あっ、そうそう。……それから?って、さっき言いかけてたけど、何?」
「それから……、お姉ちゃんは、男の子から常にモテるから羨ましい。学年で1番の美人で有名で、毎年逆バレンタインの数が半端ない。自分好みの男子、自由に選べられる立場なのに。お姉ちゃんは全部、断る。どうして、もしかして好きな人でも、いるの?」
「えっ、私?!好きな人、そんなことを……、急に聞いてどうするのよ?」
「だって、お姉ちゃんから今まで好きな人の話を私は一度も聞いたことがないから……」
こういう話をするのはどうかなあ?って思ってたんだけど……。
私は顔を素早く横に振った。
「私は背が低い。小柄で童顔。いつも、どこでも子供扱いをされる。男女問わず、良く頭ポンポンをされる。いいこと、何にもないよ……。お姉ちゃんみたいに、勉強もできないし」
「そんなこと、ないよ。あんたは愛嬌がある。それに、みんなから、可愛がられてるじゃん。愛されてる証拠だよ。特に、蓮にはね。……あっ、そうそう。……それから?って、さっき言いかけてたけど、何?」
「それから……、お姉ちゃんは、男の子から常にモテるから羨ましい。学年で1番の美人で有名で、毎年逆バレンタインの数が半端ない。自分好みの男子、自由に選べられる立場なのに。お姉ちゃんは全部、断る。どうして、もしかして好きな人でも、いるの?」
「えっ、私?!好きな人、そんなことを……、急に聞いてどうするのよ?」
「だって、お姉ちゃんから今まで好きな人の話を私は一度も聞いたことがないから……」
こういう話をするのはどうかなあ?って思ってたんだけど……。