初恋してます。
やっぱり、お姉ちゃんには聞いてみたい。
どストレートに聞いた。
「お姉ちゃんは、蓮くんのことが好き?」
ついに、聞いてしまった。
「えっ、何っ、いきなり?!」
一瞬お姉ちゃんの表情が焦って、固まる。
こんなお姉ちゃんの顔は今まで私は見たことがない。
私、もしかして確信をついた?!
そうかもしれない。
そうだったんだ、やっぱり──。
「絶対に、好きでしょ。お姉ちゃん?」
「いきなり、唐突にどうして、そんなことを聞くの?もう、やめてよ!」
「やっぱりね、好きなんだ!」
「違うって、違うから……」
必死な表情で否定をしているところが本当に怪しい。
「私が蓮くんに甘えたりすると。いつも、凄ーく、怖い顔になって、機嫌が悪くなったりするからね」
「それは違う、本当に違うよ。あんたは、これから厳しい社会に出ていく為の準備をしなくちゃいけないのに、今から甘えぐせなんかついたら本当に大変なんだよ。私は妹思いの姉なの。ただ、あんたの為に良くないからと思って……」
「ふーん。本当は……、お姉ちゃん、私に少し焼きもちやいちゃってるんでしょ?」
「やいてないよ!本当に、なんで私が?!」
「ほらっ、むきになってる!」
「むきになんか、なってないわよっ」
「私、わかってるよ。お姉ちゃんが好きな人。蓮くん、だって──」
どストレートに聞いた。
「お姉ちゃんは、蓮くんのことが好き?」
ついに、聞いてしまった。
「えっ、何っ、いきなり?!」
一瞬お姉ちゃんの表情が焦って、固まる。
こんなお姉ちゃんの顔は今まで私は見たことがない。
私、もしかして確信をついた?!
そうかもしれない。
そうだったんだ、やっぱり──。
「絶対に、好きでしょ。お姉ちゃん?」
「いきなり、唐突にどうして、そんなことを聞くの?もう、やめてよ!」
「やっぱりね、好きなんだ!」
「違うって、違うから……」
必死な表情で否定をしているところが本当に怪しい。
「私が蓮くんに甘えたりすると。いつも、凄ーく、怖い顔になって、機嫌が悪くなったりするからね」
「それは違う、本当に違うよ。あんたは、これから厳しい社会に出ていく為の準備をしなくちゃいけないのに、今から甘えぐせなんかついたら本当に大変なんだよ。私は妹思いの姉なの。ただ、あんたの為に良くないからと思って……」
「ふーん。本当は……、お姉ちゃん、私に少し焼きもちやいちゃってるんでしょ?」
「やいてないよ!本当に、なんで私が?!」
「ほらっ、むきになってる!」
「むきになんか、なってないわよっ」
「私、わかってるよ。お姉ちゃんが好きな人。蓮くん、だって──」