初恋してます。
蓮くんは、なぜ、そんなにもいつも優しいのだろうか?
私、勘違いするよ。
ピピッ、体温計が鳴った。
38.5度。
「まだ、熱が高いな……。氷枕、交換するから、頭上げて」
まるで私のお母さんみたいに慣れた手つきでひょいっと私の頭を軽く持ち上げて、新しい氷枕に変えてくれた。
今私はこの幸せを胸の中に秘めて、一人噛みしめている。
頭が冷たくて、気持ちが良い。
「なにか、他に食べたい物がある?」
私は軽く顔を横に振った。
普段ならあれやこれやリクエストがあるけれど。
食べたい物、今は特に何もない。
水とバニラアイスクリームで胃の中が十分に満たされている。
ふと、蓮くんに質問したいことが頭の中をよぎる。
前から、ずっと、気になっていたこと。
私、勘違いするよ。
ピピッ、体温計が鳴った。
38.5度。
「まだ、熱が高いな……。氷枕、交換するから、頭上げて」
まるで私のお母さんみたいに慣れた手つきでひょいっと私の頭を軽く持ち上げて、新しい氷枕に変えてくれた。
今私はこの幸せを胸の中に秘めて、一人噛みしめている。
頭が冷たくて、気持ちが良い。
「なにか、他に食べたい物がある?」
私は軽く顔を横に振った。
普段ならあれやこれやリクエストがあるけれど。
食べたい物、今は特に何もない。
水とバニラアイスクリームで胃の中が十分に満たされている。
ふと、蓮くんに質問したいことが頭の中をよぎる。
前から、ずっと、気になっていたこと。