初恋してます。
「あの噂って、……好きな人、まさかお前といつも仲が良い、……秋山 蓮なのか?」
「そう、前に私がパンケーキを一緒に食べに行って翌日私の彼氏じゃないかってクラス中で噂になった秋山 蓮だよ。そうだとしたら、私を軽蔑視する?」
「……なんだ、石田。いじわるだなぁ。また、いつもみたいに冗談だよって言えよ……」
「冗談じゃないよ、先生。……もう、だから先生、私と別れてほしいんだ」
「……望んでいるのか、──石田。その方が石田は幸せなのか?」
「あたりまえじゃない、松下先生。私は蓮といる方が気を使わなくていいし気持ちが楽になれるし、一緒にいると凄く楽しいの。
私の中で蓮の存在が大きくなり過ぎたの。もう、先生が入る隙きなんて、……ないんだよ」
「俺、色々と石田のことを辛くさせてた事に気付けなくて、……ごめん」
「もう、今日で終わりにしよう。松下先生、さようなら──」
「おいっ、石田っ………!」
松下先生が呼び止めようとするもお姉ちゃんはそのまま部室を飛び出るように後にした。
「そう、前に私がパンケーキを一緒に食べに行って翌日私の彼氏じゃないかってクラス中で噂になった秋山 蓮だよ。そうだとしたら、私を軽蔑視する?」
「……なんだ、石田。いじわるだなぁ。また、いつもみたいに冗談だよって言えよ……」
「冗談じゃないよ、先生。……もう、だから先生、私と別れてほしいんだ」
「……望んでいるのか、──石田。その方が石田は幸せなのか?」
「あたりまえじゃない、松下先生。私は蓮といる方が気を使わなくていいし気持ちが楽になれるし、一緒にいると凄く楽しいの。
私の中で蓮の存在が大きくなり過ぎたの。もう、先生が入る隙きなんて、……ないんだよ」
「俺、色々と石田のことを辛くさせてた事に気付けなくて、……ごめん」
「もう、今日で終わりにしよう。松下先生、さようなら──」
「おいっ、石田っ………!」
松下先生が呼び止めようとするもお姉ちゃんはそのまま部室を飛び出るように後にした。