俺の彼女

〜瞳夜side〜



"断った”


その言葉を絵麻から聞いて安心した。

でもやっぱり絵麻が他のやつに言い寄られてる事に無性にイライラして何も聞いていなかった。


｢ねえ、聞いてる？｣


やべぇ。なんの話しだっけ？どうでもいいやつのことなんて考えないでいるべきだった。

何か言わないと…。


｢とう｢そいつと行かなくて良かったのかよ。｣


焦って聞かなくていいことを言ってしまった。


｢行かなくていいしむしろ行きたくないよ。｣


絵麻が真っ直ぐこちらを見ながら言った。