俺の彼女
「え、祐奈が?」
「うん、早く行ってやれって。」
祐奈にはまたクレープ奢らないとな…。
「あと、絵麻が辛そうにしてるって…。」
え?
「俺さ、絵麻のこと考えてる気でいたけどほんとは自分の思ってることを言えずにただ逃げてるだけだった。ごめんな、今まで。」
今、素直になるチャンスかも。
瞳夜が自分のことを話してくれたし、私も伝えなきゃ。
「それは私もだよ。自分の気持ち我慢してたの。私もごめんね。これからはお互い思ってることちゃんと言わないとね?」
「おう。」
良かった。
瞳夜が私のこと嫌いになってるんじゃなくて。