夏が好きな理由
向日葵先輩の手には、学校の近くのコンビニの袋。何が入っているかはわかっている。
「ちょうど吹奏楽部も休憩なんだよね。アイス、一緒に食べようよ!」
向日葵先輩は、僕にバニラ味のアイスを渡す。そして、自分はレモン味のアイスを取り出す。
「ハーゲンダッツかと期待してました」
「バカ!いくらすると思ってんの!」
コツンと軽く頭を殴られる。向日葵先輩も僕もハーゲンダッツが好きだけど、二つ買うと財布が寂しいことになる。
向日葵先輩は、僕の姉の友達だ。そのため小学生の頃からうちによく遊びに来ていて、僕ともそこそこ話す。
アイスを食べながら、宿題のことや夏休みの予定などを話す。向日葵先輩は姉とライブに行く予定があるらしい。
「誰なんですか?その歌手」
「えっ!?知らないの!?めちゃくちゃ今流行ってる人だよ!?」
向日葵先輩は驚くけど、流行りものには疎い。流行っているからといって興味が湧くわけでもない。
「ちょうど吹奏楽部も休憩なんだよね。アイス、一緒に食べようよ!」
向日葵先輩は、僕にバニラ味のアイスを渡す。そして、自分はレモン味のアイスを取り出す。
「ハーゲンダッツかと期待してました」
「バカ!いくらすると思ってんの!」
コツンと軽く頭を殴られる。向日葵先輩も僕もハーゲンダッツが好きだけど、二つ買うと財布が寂しいことになる。
向日葵先輩は、僕の姉の友達だ。そのため小学生の頃からうちによく遊びに来ていて、僕ともそこそこ話す。
アイスを食べながら、宿題のことや夏休みの予定などを話す。向日葵先輩は姉とライブに行く予定があるらしい。
「誰なんですか?その歌手」
「えっ!?知らないの!?めちゃくちゃ今流行ってる人だよ!?」
向日葵先輩は驚くけど、流行りものには疎い。流行っているからといって興味が湧くわけでもない。