嘘の仮面


職員室に向かうふりをして、回り道をして屋上へ向かう。


休み時間だから廊下に出てる生徒も多くて、その分こちらに向ける視線も多い。

舌打ちしたい気持ちを抑えながら屋上へ続く階段を上がった。




キィ、と響いた錆びたドアの音に先に居た3人の男がこちらを向く。


相変わらず綺麗な顔だ事。



「あっ来たね!」

と真っ先に少し可愛い系統の顔をした人が言う。


「ありがとうございます…助かりました…」


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