嘘の仮面



──目が、合った。




三人とも"誰だこいつ"みたいな顔をしたけど、一瞬で興味も失せたのか静かに前の席に座る。


何事も無かったかのように時は過ぎ、チャイムが鳴ってそのままHRは終わりを告げた。



そのチャイムが地獄の始まりだった。



入ってきた瞬間から叫ばれてた前の3人と、顔のいい転入生。

教室の一角、しかも一番奥のドアに遠い所に4人固まってるもんだからもう、、ね……。




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