最後の言葉
言葉
カズオがシュンと会った日から六日が過ぎていました。
寒さは深まり、夜は暖房を入れないと過ごせません。
ハルナは幸い、発作も起こさず安定していました。
でも相変わらず生きる気力を失っています。
アリサは自分の部屋には戻らずに、時間の許す限り、付きっきりでハルナの看病をしていました。
その日の夜更けも、ハルナは眠り、アリサは疲れたのか、ベッドに寄りかかって転寝をしています。
すると…。