恋もオシャレもお任せあれ!〜乙女の魔法〜
beautiful magic
教室に入ると、「おはよ〜!!」と友達が声をかけてくる。「おはよ〜!!」と同じように姫が返していると、一人の友達の前で固まってしまった。
「え、どうしたの?それ……」
「何ってメイクしてみたんだよ!姫もしてるでしょ?挑戦してみた!」
そう言って笑う愛(あい)に、他の友達は何とも言えない顔をしている。姫も何と声をかければいいか迷った。
愛は、あまりオシャレに興味のない子で私服はボーイッシュなものが多い。当然メイクなどもしたことがなかった。
そんな愛の顔は、チークがこれでもかというほど塗られ、マスカラやリップも大量に塗られていた。美しいというよりは、お笑い芸人が罰ゲームでメイクをさせられた時のようなひどい顔になっている。
「愛ちゃん、今すぐメイク落として」
姫はポーチの中からメイク落としを取り出し、愛に渡す。愛は「ええ〜!何で!?」と不満げな声を出した。
「せっかくメイク道具お姉ちゃんから借りたのに〜……」
「え、どうしたの?それ……」
「何ってメイクしてみたんだよ!姫もしてるでしょ?挑戦してみた!」
そう言って笑う愛(あい)に、他の友達は何とも言えない顔をしている。姫も何と声をかければいいか迷った。
愛は、あまりオシャレに興味のない子で私服はボーイッシュなものが多い。当然メイクなどもしたことがなかった。
そんな愛の顔は、チークがこれでもかというほど塗られ、マスカラやリップも大量に塗られていた。美しいというよりは、お笑い芸人が罰ゲームでメイクをさせられた時のようなひどい顔になっている。
「愛ちゃん、今すぐメイク落として」
姫はポーチの中からメイク落としを取り出し、愛に渡す。愛は「ええ〜!何で!?」と不満げな声を出した。
「せっかくメイク道具お姉ちゃんから借りたのに〜……」