校内一モテる地味子ちゃんの裏の顔
良くも悪くも、地味。目立つところ、なし。
強いて言うなら可愛らしい声くらい。
「今日、私とゆみくん、日直なんだよね。
昨日、くじ引き当たってたでしょ?」
「あっ、そう言えば」
そんな気もする。
たまーに回ってくる、めんどくさいお仕事なやつだ。
黒板消して日誌書いて。
クラスの雑用がいつもよりちょーっと多い、メイワクなヤツ。
「それでね、私背が足りなくて黒板消せないから。お願いしていいかな?」
日誌は私がしておくから、と少し微笑む芦名ちゃん。ぷっくり唇、美味しそう。
…あー、欲求不満がたたってる。
吸い付きたい。
「うん、いーよ。日誌、よろしくね」
そんな俺の気持ちも知らずに、ありがとうって、芦名ちゃんは自分の席に戻っていった。
「何、ゆみくんって」
後ろから、不思議そうな声が聞こえる。
視線は俺の方を向いていて、スマホの画面は彼女とのメッセージ画面。
…またラブラブした内容で。
「んー?ちょっと天然みたいでさ。
変なあだ名ついちゃったよね〜」
強いて言うなら可愛らしい声くらい。
「今日、私とゆみくん、日直なんだよね。
昨日、くじ引き当たってたでしょ?」
「あっ、そう言えば」
そんな気もする。
たまーに回ってくる、めんどくさいお仕事なやつだ。
黒板消して日誌書いて。
クラスの雑用がいつもよりちょーっと多い、メイワクなヤツ。
「それでね、私背が足りなくて黒板消せないから。お願いしていいかな?」
日誌は私がしておくから、と少し微笑む芦名ちゃん。ぷっくり唇、美味しそう。
…あー、欲求不満がたたってる。
吸い付きたい。
「うん、いーよ。日誌、よろしくね」
そんな俺の気持ちも知らずに、ありがとうって、芦名ちゃんは自分の席に戻っていった。
「何、ゆみくんって」
後ろから、不思議そうな声が聞こえる。
視線は俺の方を向いていて、スマホの画面は彼女とのメッセージ画面。
…またラブラブした内容で。
「んー?ちょっと天然みたいでさ。
変なあだ名ついちゃったよね〜」