校内一モテる地味子ちゃんの裏の顔
あー、お姉ちゃんって感じだ。
そーゆーとこもキュンとしちゃう。
「だっこ!」
「もうしてるよ」
ふわふわとした髪を撫でてあげる姫莉ちゃん。
優しい顔はちゃんとお姉さんしてる顔。
「そろそろ帰んないと、ご飯遅くなっちゃうね」
「じゃじゃじゃ、茉莉呼んでくる!」
姫莉ちゃんの足の上からぴょんと飛び降りると、また走り去っていく透李くん。
結局、そのあとすぐくらいに姫莉ちゃんは2人と手を繋いでお家に帰っていった。
俺も澄珈を連れて家に帰ると、ちょっと遅いよ、なんで怒られてしまった。
兄貴は、喜んでくれた。
頑張れよって言ってくれた。
…あぁどうしよ。帰ってきたら急に夢だったんじゃないかって不安になる。
ご飯食べてお風呂入って、髪を拭きながら、部屋に戻って。
ちらっとスマホをみる。
メッセージアプリの友達の数は3桁半ばから2桁初めくらいの数字まで減っていて、本当に女の子ばっかりだったんだってことと、ちゃんと姫莉ちゃんの痕跡が残ってるってことを証明してる。
そーゆーとこもキュンとしちゃう。
「だっこ!」
「もうしてるよ」
ふわふわとした髪を撫でてあげる姫莉ちゃん。
優しい顔はちゃんとお姉さんしてる顔。
「そろそろ帰んないと、ご飯遅くなっちゃうね」
「じゃじゃじゃ、茉莉呼んでくる!」
姫莉ちゃんの足の上からぴょんと飛び降りると、また走り去っていく透李くん。
結局、そのあとすぐくらいに姫莉ちゃんは2人と手を繋いでお家に帰っていった。
俺も澄珈を連れて家に帰ると、ちょっと遅いよ、なんで怒られてしまった。
兄貴は、喜んでくれた。
頑張れよって言ってくれた。
…あぁどうしよ。帰ってきたら急に夢だったんじゃないかって不安になる。
ご飯食べてお風呂入って、髪を拭きながら、部屋に戻って。
ちらっとスマホをみる。
メッセージアプリの友達の数は3桁半ばから2桁初めくらいの数字まで減っていて、本当に女の子ばっかりだったんだってことと、ちゃんと姫莉ちゃんの痕跡が残ってるってことを証明してる。