校内一モテる地味子ちゃんの裏の顔
第7話 激おこな彼女
「ひ、姫莉ちゃん」
「……」
「ご、ごめんなさい」
「……」
激おこです。
理由は簡単、俺。
昨日、ナンパしてるのをバイト帰りの姫莉ちゃんに見られて、それから全然口聞いてくれない。
…いや、当たり前なんだけどさ。
可愛い女の子見つけたら声かけるっていう、姫莉ちゃんと付き合う前のクセが抜けなくて、つい。
よくないことはわかってるんだよ。
だから最近はめちゃくちゃ意識して、ナンパとか絶対しないようにしてたのに、気を抜いてたら…。
夏休みも明けて、学校も始まり。
俺のバイト期も終わって、姫莉ちゃんも三つ編みメガネに戻った。
で、あの優しい姫莉ちゃんが、やたら俺のことを無視するもんだから、周りのみんなもざわざわ。
みんな可愛いことは忘れてないだろうけど、どうしてもあの黒いオーラに近づけない様子。
「姫莉ちゃん、」
「話しかけないで」
ピキッと、俺の空気、どころか教室中の空気が凍りついた。
メガネの奥の鋭い瞳が俺をとらえる。
「……」
「ご、ごめんなさい」
「……」
激おこです。
理由は簡単、俺。
昨日、ナンパしてるのをバイト帰りの姫莉ちゃんに見られて、それから全然口聞いてくれない。
…いや、当たり前なんだけどさ。
可愛い女の子見つけたら声かけるっていう、姫莉ちゃんと付き合う前のクセが抜けなくて、つい。
よくないことはわかってるんだよ。
だから最近はめちゃくちゃ意識して、ナンパとか絶対しないようにしてたのに、気を抜いてたら…。
夏休みも明けて、学校も始まり。
俺のバイト期も終わって、姫莉ちゃんも三つ編みメガネに戻った。
で、あの優しい姫莉ちゃんが、やたら俺のことを無視するもんだから、周りのみんなもざわざわ。
みんな可愛いことは忘れてないだろうけど、どうしてもあの黒いオーラに近づけない様子。
「姫莉ちゃん、」
「話しかけないで」
ピキッと、俺の空気、どころか教室中の空気が凍りついた。
メガネの奥の鋭い瞳が俺をとらえる。