校内一モテる地味子ちゃんの裏の顔
昼休み、自分の席で伸びてる俺を見下ろしながら八雲はパンをかじっていた。
姫莉ちゃんは教室の角っこでクールビューティーって有名な真部さんとお昼中。
ちなみに元カノ。
わりと有名だったから姫莉ちゃんも知っているだろうし…ちょっと気まずい。
たった1週間ちょっとだったけど、あの当時はとっても長く感じてたよ。
…姫莉ちゃんと2ヶ月ちょっと経った今なら、短すぎると思うけど。
「何したらそんなことになんだよ」
「つい気ぃ抜いて、ナンパしちゃったのおお…」
「……あー、バカだな」
もう半年付き合っている八雲は上から言う。
俺の頭を撫でて、笑う。
……鬱陶しい。
結局、本当に無視され続けて放課後。
最近ずっと一緒にしてたお昼も無視されて、まじでただの他人だったみたいな、そーゆー扱い。
確か今日は姫莉ちゃんのシフトはなかったはず。
直でお家に帰るか、もしくはスーパーに寄って帰るか。それくらい。
何も言わず教室を出て行こうとする姫莉ちゃんの後ろを慌ててついていく。
「ひ、姫莉ちゃんっ」
「……」
やっぱり、無視される。
姫莉ちゃんは教室の角っこでクールビューティーって有名な真部さんとお昼中。
ちなみに元カノ。
わりと有名だったから姫莉ちゃんも知っているだろうし…ちょっと気まずい。
たった1週間ちょっとだったけど、あの当時はとっても長く感じてたよ。
…姫莉ちゃんと2ヶ月ちょっと経った今なら、短すぎると思うけど。
「何したらそんなことになんだよ」
「つい気ぃ抜いて、ナンパしちゃったのおお…」
「……あー、バカだな」
もう半年付き合っている八雲は上から言う。
俺の頭を撫でて、笑う。
……鬱陶しい。
結局、本当に無視され続けて放課後。
最近ずっと一緒にしてたお昼も無視されて、まじでただの他人だったみたいな、そーゆー扱い。
確か今日は姫莉ちゃんのシフトはなかったはず。
直でお家に帰るか、もしくはスーパーに寄って帰るか。それくらい。
何も言わず教室を出て行こうとする姫莉ちゃんの後ろを慌ててついていく。
「ひ、姫莉ちゃんっ」
「……」
やっぱり、無視される。