ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
海は酒に強いほうだ。
まだまだ酔っていない。
「兄貴」
「ん?」
「でも、俺ってずるいんです」
「何が?」
穏やかに話を聞く姿勢の海に凌駕がどんどんと酒の勢いもあり話をする。
「俺はずるいし、優柔不断だし、弱いんっす」
「そんなことない。俺はお前に感謝してるぞ?お前がいなければどうなってたかわらんないからな。俺」
この言葉は海の本心だ。
香菜を失ったあと、一人では到底店を続けることはできなかった。
凌駕がEternalに来てくれたから、ここまで来ることができたと海は実感している。
「兄貴」
「ん?」
「姉貴に俺聞いたんっす。」
「なにを?」
「花屋、開いて少ししてから、幸せそうに仕事する姉貴を見て、俺言ったんっす。」
「なにを?」
「姉貴にとって店が何より大切そうだって。」
まだまだ酔っていない。
「兄貴」
「ん?」
「でも、俺ってずるいんです」
「何が?」
穏やかに話を聞く姿勢の海に凌駕がどんどんと酒の勢いもあり話をする。
「俺はずるいし、優柔不断だし、弱いんっす」
「そんなことない。俺はお前に感謝してるぞ?お前がいなければどうなってたかわらんないからな。俺」
この言葉は海の本心だ。
香菜を失ったあと、一人では到底店を続けることはできなかった。
凌駕がEternalに来てくれたから、ここまで来ることができたと海は実感している。
「兄貴」
「ん?」
「姉貴に俺聞いたんっす。」
「なにを?」
「花屋、開いて少ししてから、幸せそうに仕事する姉貴を見て、俺言ったんっす。」
「なにを?」
「姉貴にとって店が何より大切そうだって。」