ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
店長の罪
椿の目の眼帯が取れて少したったころ。椿は店の仕事どんどんとペースをあげて覚えていた。
相変わらず接客はぎこちなさが残ったり、特に電話の応対は苦戦することがあったが、最近では配達に同行もしている。
「あー。母の日が終わるとやってくる・・・」
凌駕がぼやく。
凌駕と海、椿は三人で朝から晩まで作業台に向かっていた。
「ジューンブライドってやっぱりあこがれるの?」
急に凌駕が椿に顔を近づける。
「・・・どうでしょう」
いつものように目をそらして椿が小さな声で返事をする。
母の日が終わると、ジューンブライド。結婚式シーズンに突入する。
結婚式場との契約を結んでいるEternalには連日仕事の依頼が舞い込んでいた。
「去年までは椿ちゃんがいなかったから店、しめてたんだ。この期間は。で、結婚式場の仕事に専念してたんだけど、今年からは店も開いてるから・・・。」
「やってみないとわからないからな」
海が言葉を付け足す。
相変わらず接客はぎこちなさが残ったり、特に電話の応対は苦戦することがあったが、最近では配達に同行もしている。
「あー。母の日が終わるとやってくる・・・」
凌駕がぼやく。
凌駕と海、椿は三人で朝から晩まで作業台に向かっていた。
「ジューンブライドってやっぱりあこがれるの?」
急に凌駕が椿に顔を近づける。
「・・・どうでしょう」
いつものように目をそらして椿が小さな声で返事をする。
母の日が終わると、ジューンブライド。結婚式シーズンに突入する。
結婚式場との契約を結んでいるEternalには連日仕事の依頼が舞い込んでいた。
「去年までは椿ちゃんがいなかったから店、しめてたんだ。この期間は。で、結婚式場の仕事に専念してたんだけど、今年からは店も開いてるから・・・。」
「やってみないとわからないからな」
海が言葉を付け足す。