私の命は貴方のもの
爺さんは


「龍也…お前はどうしたいんじゃ⁇」


「俺は…俺は…親父を許さない!
母さんも苦しめ…千尋家族を壊した…
親父を殺してやりたい…」


「龍也…憎いのはわかる!
しかしのう…お前の父親には変わりない
だから父親を殺すなんと言わずに…
千尋さんを守るのじゃ
いや…守って欲しい」


「爺さん…」


「あいつは次にもしかして千尋さんに
何かするかもしれん
だからお願いだ…ワシの愛した人の孫じゃ
守ってやってくれ…」


「わかったよ」


「ありがとう龍也…
これからワシと一緒に計画を立て父親と
戦おう!辛い事もあるかもしれんがのう」


爺さんも辛いんだ…自分の息子と戦おうと


しているから


俺の覚悟が決まった


爺さんは


「もし…千尋さんがお前の事を気に入って
くれたなら…その時ここに来てくれ」


「はい!わかりました」


爺さんと約束を交わした


< 103 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop