私の命は貴方のもの
千尋は異常がないと言う事で翌日退院になった


要と迎えに行き車に乗せた


隣に千尋がいると思うと嬉しくなる


千尋が沈黙を破った


俺に名前を聞いてきた


俺は千尋を見つめた


そして千尋も俺の顔を見つめていた


そんな純粋な瞳で見ないでくれ…


冷たい男になれないじゃないか…


俺の紹介の後、運転手の前原と秘書で


ある要を紹介した


千尋は後ろを向いて挨拶する要をじっと


見ている


なんか腹が立つ!イライラする


他の男を見ないでくれ…


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