私の命は貴方のもの
その日を境に千尋の様子がおかしい


いつもと変わらないが…なんか胸騒ぎが


する


そしていつもの様に千尋の部屋に


行き髪を撫でてから


部屋を出ようとすると


「龍也さん」


と言ってきた


起きていたのか…


気がついたんだ…


俺はバレてしまった事で千尋を自由に


しようと思った


これから遠くから見守ればいいと…


しかし千尋から思いを告げられた


俺の側に千尋はいてくれるのか…


お互い気持ちを確かめ合って


初めて心を通わせて千尋を抱いた


こんなにも愛おしくて幸せだと


思った事はなかった


千尋は意識を失った


俺はずっと千尋の側にいていいんだと…


いつもの様に髪を撫でていると


千尋が目を覚ました


隣に千尋がいる


もう目を塞がなくてもいい


幸せだった


翌日みんなに報告した


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