私の命は貴方のもの
この女!平然と言った


「先程来られました!ちょうど私達が
抱き合ってる時でした
ドアの隙間からこちらを見られてましたが」


「なに⁇どうして千尋が来たんだ!」


「それは…奥様に社長の大切な書類を
持ってきて頂くようにご連絡いたし
ました」


「はあ⁇書類⁇あれは今日必要では
なかったはず!」


と社長室に要が入ってきた


「そうだったですね!必要かと思い
申し訳ありません」


「お前に言ったはずだ!
お前わざと千尋さんに持って来るように
仕向けたな!」


「要!どう言う事だ!
こいつが勝手に千尋さんに書類を持って
来させて…ドアから見ているのを知って
抱きついたんだ!」


「はあ⁇」


崩れそうになった所に電話がなった


千尋が会社から10分くらいの所で倒れて


いるのが見つかり病院に搬送されたと


「龍也どうした⁇」


「千尋が病院に搬送された…」


「すぐに行け!」


「わかった!
お前!千尋に何かあったら許さないからな
覚えておけ!」


女は震えてその場に座り込んだ


俺はすぐに病院に行った




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