私の命は貴方のもの
今日は会議で午後から出勤した


会議で遅くなり家に着いたのが夜10時だった


寝室に行くと千尋は眠っていた


側に行き


髪を撫でて


「千尋 ただいま」


と言っておでこにキスをした


千尋がゆっくり目を開けた


「千尋ごめん起こしたね」


と言うと…


「龍也さん…おかえり」


千尋が答えた


「千尋…」


「どうしたの⁇びっくりした顔をして」


と俺の頬に手を添えた


「千尋…思い出してくれたんだ」


「私記憶をなくしてたんだね…」


悲しそうに言った


「うん…でも今こうやって思い出してくれた」


「龍也さん…お願いがあるの…」


「うん⁇どうした⁇」

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