私の命は貴方のもの
どの位時間が経ったんだろう


「おい!起きろ!」


その声で目が覚めた


目を開けると、あの吸い込まれそうな瞳で


私を見ている


「すみません …」


と言って身体を起こすと


唇が塞がれた


びっくりして抵抗をすると


抵抗するなとばかりに激しくなる


やっと解放されたけど…私は動けず専務


に抱きしめられている


そして


「お前は俺の女だから諦めろ!」


「専務…」


「専務じゃない!龍也だ!」


「すみません …龍也さん…」


「食事だ!行くぞ!」


「はい」
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