私の命は貴方のもの
部屋に行く途中なんかドキドキしていた


まさか夢の中の人みたいだったから…


私の聞き間違いだよね


夢だもんと思い龍也さんの部屋をノックした


返事がない…


怒ってるよね…


ドア越しに


「龍也さん…ごめんなさい…」


と謝った


その時ドアが開いて部屋に引きずり込まれた


私の唇が塞がれた


激しく…ベッドに倒され服を脱がされた


「お前が…お前が…」


切ない声が聞こえてくる


以前のような怖さはなかった


私は意識を失った


そして夢を見た


「千尋…怖かった…君を失うかと思った…
千尋愛してる…愛してる…」


優しい手が私の髪を撫でてる


誰⁇貴方は誰⁇



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