私の命は貴方のもの
二階のリビングで龍也さんが


「俺達正式に籍入れよう
俺もそろそろ考えてはいたけど…
ちょっと待ってて」


龍也さんは自分の部屋に入った


私はお腹をさすって嬉しさをかみしめていた


龍也さんが部屋から出てきた


私の前でひざまづいて小さな箱を開けた


「千尋!俺と結婚して下さい」


その箱にはダイヤが輝いていた


「はい」


「手を出して」


私は手を出した


龍也さんが指輪をはめてくれた


「綺麗!」


と手を挙げて指輪を見た


キラキラ輝いている
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