私の命は貴方のもの
千恵を寝かせてリビングへ


龍二さんはワインを飲んでいた


「千鶴こっちへおいで!」


私はソファへ行った


「千鶴君の願いを聞いたから今度は私の
願いを聞いてもらいたい…」


「何⁇」


急に抱きしめて


「千鶴を抱きたい!」


「えっ!」


「千恵も1歳になる…そろそろいいん
じゃないか⁇夫婦だろう」


首筋に顔を埋めてきてキスをしてくる


私は本能か身体を離し


「ごめんなさい…私まだその気にならないの…」


「いつまで待たせるんだ!」


「もう少し待って…お願い…」


龍二さんは身体を離してくれた


「わかった…でも私の側から離れないでくれ」


側から離れないでくれ…


側から離れないでくれ…


この言葉どこかで…
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