私の命は貴方のもの
翌日意識もはっきりしたので検査があった


検査を終えて病室に戻ると


スーツを着た男性二人がいた


恐る恐る声をかけた


「あのう⁇」


一人の男性が


「久保田千尋さん!助かってよかったです」


と言ってきた


「もしかして…私を助けてくれた方ですか⁇」


「そうです!」


私は悲しみが溢れ


「どうして助けてくれたんですか⁇
ほっといてくれたらよかったのに…」


と叫んだ
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