私の命は貴方のもの
次に目を開けると


側に私の手を握り座ったまま寝ている


無意識にその人の髪を撫でた


その人は起きて


「千尋…」


私を切なく見つめていた


私はこの人を知っている


この温もりを知っている


あ〜また記憶が…頭が痛い…
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