『好き』って気持ちを伝える日
 「そう、ドラッグストアに売ってたやつを移し替えてラベルを貼ったのああするとなんかグレーゾーンぽい商品に見えない」とウインクする。

 〈うわ〜騙された〜〉とうなだれる。

 「バレンタインのお返し〜けどエロ興奮したでしょ?」

 〈はい、それはもう、篠原が色っぽいのなんのって〉と思い出す様にニヤニヤする。

 「ハイハイ、ノロケ話はいいって言ったのに〜篠原君が色っぽいのは想像出来ないけどご馳走様です」

 〈想像しなくていいです俺のだから、けどラベルだけであんなにエロ興奮するなんて…ちょっと恥ずかしいです〉

 「へ〜上谷君も恥ずかしいんだ」

 〈俺だって恥ずかしい事はあります〉少し赤く頬を染める。

 「へ〜いい物見た〜」と今度は辻本がニヤニヤ

 〈やめてください〉

 「ウフフ、じゃっ今日も仕事頑張りましょう」と今度こそ歩き出す。

 〈はい〉と歩き出す。
 〈そう言えば辻本はホワイトデーどうだったんですか?〉

 「なーいーしょ♡」

 〈教えて下さいよ〉

 「ノーコメント、聞いてどうするの?」

 〈今後の参考に〉

 「いーや」

 〈そんなこと言わないで〜〉

とたわいのない話しをしながら自分達の部署に向かった。


 
< 62 / 62 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ワンコ時々オオカミ

総文字数/31,566

恋愛(その他)87ページ

表紙を見る
表紙を見る
僕と彼女の朝

総文字数/1,234

恋愛(純愛)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop