一途 〜Story〜
諒と距離をおいて三週間がたった。
男子友達の徹から電話がきた。
(めずらしい。徹から電話なんて。どーしたんだろう?)
「もしもし?」
「もしもし。優?」
「うん。徹から電話なんてめずらしいじゃん!急に電話してきてどーしたん?」
「今一人?」
「一人だょ」
「俺、優の事好きだ。付き合ってくれ!」
「ありがとう。でもゴメン。優には諒がいるから」
「そーだよな。」
「ぅん。本当にゴメンね」
「なにかあったら相談しろよ!またな」