Sugar Love 番外編③
柚葉は目覚まし時計の音で目を覚ました。



無視をしたかったが琉聖を起こしてしまうとハッとして目覚まし時計を止めた。



眠くだるい身体を起こすと隣を見る。



琉聖はいなかった。



「琉聖さん・・・・?」



枕にくぼみがあるので眠った事は確かだと思う。



柚葉はベッドから降りてリビングに行こうとしてギクッと足を止めた。



「琉聖さん!」



部屋の隅のイスに琉聖が座ってこちらを見ていたからだ。



< 70 / 108 >

この作品をシェア

pagetop