きっと貴方は………好きになる
マコちゃんにお願いすることにした!

マコちゃんこと、誠兄ちゃんは………

祥兄ちゃんの親友で

お兄ちゃんと同じ高校の先生。

なのに!!!!!

響のお姉ちゃん……菜緒さんとお付き合いしたいるの!

びっくりだよぅ~

高校の先生が、高校生と付き合ってるんだよ!!!!

これは、響情報だから間違いないの。

だって響が

『姉ちゃんを拐かした男を探る為に
アイツの高校に行く!』って息巻いてるんだもん。

菜緒さんは

マコちゃんやお兄ちゃんの勤める、男女共学とは違う

お嬢様学校に通ってる。

だから。

ロリコン男が、可愛いお嬢様を騙してるって……思ってるの。

確かに…………

12才も離れた女の子と付き合うとかって

ロリコンだよね。



「響と同じ高校に行く!!」

私の思惑に気づいてる響は、渋い顔をしたけど………。

「姉ちゃんの男といい、祥太さんといい。
最近の男は、子供を騙しすぎだ!!」

「こうなったら………
姉ちゃんも和花も、まとめて面倒みてやるよ!」と

男らしいセリフを吐いて、応援してくれることになったの。

響からマコちゃん情報を集めて

『おねだり』という脅しをかけることにした。

『女子高生と付き合ってること………
学校やお兄ちゃんは知ってるの??』なんて囁くと

ビクッとして。

「なにもやましい事なんて…………」って

目をキョロキョロさせて言い訳してる。

脅しなんてダメだけど………。

受験成功の為に、勉強を教えてもらうんだから。

神様も目を瞑ってくれるよね??

マコちゃんは、その一言で………教えてくれることになったの。




後は…………お母さんのみ。
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