きっと貴方は………好きになる
新たなモヤモヤは出来たけど。
涙も止まり
祥兄ちゃんの事が好きなのだと………
恋をしてるんだと知って。
ちょっとだけ前向きになれたの。
「響、ありがとう!」
気づかせてくれた響にお礼を言っていると………
遠くから人の走る足音と
「和花~!!!!!!」と呼ぶ祥兄ちゃんの声が聞こえた。
………………迎えに来てくれた!
たったそれだけ。
今までだったら、当たり前の事が………
今日はやけに嬉しかった。
「祥兄ちゃ~ん!!
ここだよ!」
大きな声で返事をする私。
「響、ありがとう。
委員会で遅くなった事にしてね!」
そう約束すると……
祥兄ちゃんに駆け寄った。
「委員会の仕事で遅くなっちゃった。
響君が送ってくれたの。」
「和花が………ありがとう。
遅いから、気をつけて帰れよ。」
響にそう声をかけて………
私の手を取ってくれた。
今は…………これでいい。
彼女さんがいたって………。
私の片思いでも…………。
でも………いつか。
……………女の子として……
好きになって欲しいな。
幼い私は………
初めての恋が、こんなに苦しいとは気づかなかった。
涙も止まり
祥兄ちゃんの事が好きなのだと………
恋をしてるんだと知って。
ちょっとだけ前向きになれたの。
「響、ありがとう!」
気づかせてくれた響にお礼を言っていると………
遠くから人の走る足音と
「和花~!!!!!!」と呼ぶ祥兄ちゃんの声が聞こえた。
………………迎えに来てくれた!
たったそれだけ。
今までだったら、当たり前の事が………
今日はやけに嬉しかった。
「祥兄ちゃ~ん!!
ここだよ!」
大きな声で返事をする私。
「響、ありがとう。
委員会で遅くなった事にしてね!」
そう約束すると……
祥兄ちゃんに駆け寄った。
「委員会の仕事で遅くなっちゃった。
響君が送ってくれたの。」
「和花が………ありがとう。
遅いから、気をつけて帰れよ。」
響にそう声をかけて………
私の手を取ってくれた。
今は…………これでいい。
彼女さんがいたって………。
私の片思いでも…………。
でも………いつか。
……………女の子として……
好きになって欲しいな。
幼い私は………
初めての恋が、こんなに苦しいとは気づかなかった。