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誰でも劣等感はある、というのは私の持論ながら昔から言われていることでもある。何を愛情とするのかで見えるものが変わる、というお話なのかなと。 子は鎹と言う言葉がある。「すず」と言う子が繋ぐ材木は姉とその旦那なのか、はたまた、自分と姉の旦那なのか。こうして字面だけ見ると少々不穏でもあるけれど物語はそのようにして始まる。物語が進むにつれて見えてくるのは「すず」が繋いでいたのは姉と、その旦那、そして自分という「家族」そのもの。辛い現実にも、希望の未来が見えるお話でした。
最初は「この設定どうなるの…?」という気持ちが少しありましたが、読み進めるうちに2人の距離が縮まってもうドキドキでした! もしよければ続編読みたいです!!
最後まで、ドキドキでとてもはらはらしました。 このあと、2人が結婚して、子どもができたりするのかなとか、気になってしまいました。 もしよければ、続編を読みたいです。