~君が教えてくれるなら~
一般公開が終わり私たち学生は片付けに取り掛かっている。
そんな中私はどこかふわふわしてた。
朝陽くんが好き。
自分の気持ちが確信に変わったから。
「ちょっと生成〜。あんたぼーとしてないで片付けしなさーい。」
美琴に頭を小突かれてハッとした
「ごめんごめん。ぼーっとしてたわ」
「わかるよ〜?文化祭終わるの寂しいよなぁ、、」
「あ、うん。ね!寂しい!」
すまん!美琴!そっちじゃないけど!そういうことにしておこう。
「マジ楽しいことってあっという間だぁ」
側にいたまりりんもお化け屋敷で使った衣装を畳みながらそう言った。
「ね!でもさ!うちらにはまだあれが残ってんじゃん?」
うなだれているまりりんにゆりぞーがぽんっと肩を叩き
「後夜祭!!!!」
とガッツポーズをして言った。
「確かに!!!」
美琴とまりりんは口を揃えて反応する
「やっべぇそうとなったら遠山先輩と写真とるために化粧直しや!」
3人はメイクポーチを出し鏡と向き合う
「あんた達さすがね、、私はこの暗幕戻してくるよ、、」
私はそれを横目に生徒会室へ向かう